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천성인어

2008年04月09日(水曜日)付

光と熱の母として、原始の野で大勢が囲んだ名残だろうか。炎には、群衆の視線を束ねて一つところに向ける力が宿るようだ。五輪を宣伝しようとする者は火を世界に走らせ、異議を唱える者もまた、その行く手に集まる▼

 

 

北京五輪の聖火リレーが散々な目に遭っている。ロンドンとパリで、中国のチベット政策に抗議する人たちが実力行使に出た。聖火がゆくのは、表現の自由が根づく街だ。その火は、祝意と敵意を等しく引き寄せる。沿道に待ち構えるメディアは、火に群がるすべてを伝える▼

 

 

見せるための火が二重三重の人の壁に守られ、結局バスに収容されては意味がない。単なる「種火の運搬」である。これほどの逆宣伝はなく、中国政府は頭を抱えているだろう▼

 

 

いまトーチの先で赤く燃え、国から国へと運び継がれているのは国家の威信だ。だから、反体制派は体を張って吹き消そうとする。消えればバスの種火からまた点火し、炎の奪い合いは北京へとなだれ込む。開会式や各競技の表彰式も安心できない▼

 

 

聖火リレーの映像は「編集」の上、中国国内でも流された。チベット問題を巡る欧米の厳しい空気を知らねば、スポーツの祭典への抗議や妨害は理解を超えよう。それが起こりうる社会は、さらに不思議に見えるかもしれない▼

 

 

五輪本番へ、中国大衆はなじみの薄いものにまだまだ接するはずだ。それで民主化が少しでも進むなら、祝祭に水を差す騒ぎも無駄ではない。そんな救いを求めてしまう。聖火は「人権のフランス」から「自由のアメリカ」へと渡る。

 

 

 

 

 

 

 

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